Brazil

 

「セラード・ブルボンピーベリー・クラシコ」


希少種として有名なブルボン種ですが、そのブルボン種のピーベリーのみを選別しております。
ピーベリーは枝先に5〜7%のみが出来る希少品のため、今までは様々な品種が混ぜられてブラジルから輸出されていました。
日本マーケットで、ピーベリーはその小ささから栄養不足の豆と噂され長年冷遇されてきましたが、欧米では人気が高く、香りと甘味両方とも芳醇でフラットビーンズに比べ優れた香味を持ち高額取引されております。

ブルボンの同じロットからピーベリーを分けてカップしてみると通常のブルボンに比べ甘味、酸味、パワーで優秀な結果が出ている希少でクラシコ(最高級)生豆です。

ブルボン種は、ティピィカ種同様コーヒーの原種に近くブラジルでは現在でも伝統的な方法で栽培されています。その収穫量は少なく、現在日本で流通されているブルボン種の殆どはサントスNo.2同様、幾つかの産地物をブレンドされて出荷されております。当然毎年ブレンドされる農園も変わり品質が多く変化することが当たり前のように起こります。今回の豆は品質のブレとトレーサビリティー(産地履歴)を追求される為に単一農園産(シングルエステート)のブルボン・アマレーロ種になっております。

お米に新米・古米があるように、コーヒーにも新豆(ニュークロップ)・古豆(オールドビーンズ)があります。ニュークロップはオールドビーンズに比べて香りや味などで力強さを持っており、大切な要素を含んでいます。 ブラジル産出の豆は、通常は市場に出回るのは収穫してからその年の年末から明けになります。

販売している農園詳細(商社の資料から)

生産者 -中尾光男

現在中尾家は3農場をセラードに有している。カッタンヅーバ農場はパット・デ・ミナス市の標高1.040mにあり、そこにはカツアイ—アマレロ、ツピー、ムンド・ノーボの3品種のコーヒーが190ha栽培されている。48Haは自然環境保護区として残されている。農場管理は常勤の従業員8名と収穫時期には臨時雇いとして50名の労働者を導入している。
コロニア・アグリコラ農場:パット・デ・ミナス市の標高1000mの地に72Haの面積を持ち、内50Haにムンド・ノーボ,カツアイ・ベルメーリョ種のコーヒーが栽培されている。農場の管理は常勤3名と収穫期に20名の臨時雇用者で管理されている・又、14Haは自然環境保護区として残されている。
セーラ・ネグラ農場:パトロシーニョ市の標高1050mにあり、345Haの土地を有し、170Haにブルボン、ムンド・ノーボ種のコーヒーが栽培されている。90Haは自然環境保護区として残され5人の常勤都収穫時には50名の臨時雇用によって管理されている。自然環境保護を重んじて、施肥は有機肥料を中心に施肥され極力科学肥料の施肥を減らしている。収穫時にはm収穫機が導入されている。除草、農薬散布等についても十分なる注意がはらわれている。この農場もカッタンヅーバ農場と同様にRainforestの資格を今年中に得るべく期待している。
3農場の合計総面積は655Haでありその内410Haにコーヒーが栽培され152Haが自然環境保護区として残されている。

今取り組んでいるのがエコロジー農業経営を保障するRainforestの獲得である。この計画を遂行する為に農場に自然を取り入れた自然保護区を配した事によりコーヒーの生育から品質等も良くなり、ここで生産されるコーヒーはスペシャリテイ—コーヒーとして取引されている。

農園名:カッタンヅーバ農園
地域・地区:ブラジル パット・デ・ミナス市
標高:1.040m

平均気温 :24度

開花時期 :9月上旬〜11月上旬

収穫時期 :2014年 8月
栽培品種 :ブルボン種

精製方法 :エコ・ウオシュド(水洗式)
乾燥方法: コンクリート乾燥場
麻袋荷姿 :30kg

味覚特長:酸味が弱く甘みが一番あります。

店長感想:極浅炒りでも酸味は感じられないほど弱く、後味は柔らかです。強中炒り程度の火入れで甘みが増しチョコレートフレーバーが際立ちます。

 

「セラード・ブルボンピーベリー・クラシコ」 ¥1.420/200g

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

前回仕入れ農園詳細


生産者 -ラザーロ・リベイロ

農園名:クラウジオ・コンゴーニャス農園
地域・地区:ブラジル ミナスジャライス州 パトロシーニョ
標高:940m

平均気温 :24度

開花時期 :9月上旬〜11月上旬

収穫時期 :2013年 6月下旬 の一番摘み
栽培品種 :ブルボン アマレーロ 種(
この品種は黄色くなることから、ポルトガル語で「黄色」を意味するアマレーロと呼ばれます

精製方法 :エコ・ウオシュド(水洗式)
乾燥方法: コンクリート乾燥場
麻袋荷姿 :30kg 手摘み及び機械収穫

味覚特長:良質な酸味を持ち、カカオフレーバーやキャラメル香が楽しめます。

店長感想:浅炒りでテスト焙煎、良質の酸味があり後味はふわっとしたまろやかさがあります。


 

一番摘み「セラード・ブルボンピーベリー・クラシコ」 


https://cordoba.jp

 

inserted by FC2 system