Brazil

 

「陰干しブルボン・サントス」〜サステイナブル

ブラジルでは、収穫後、約1週間ほど天日乾燥させるのが通常ですが、今回の農園では陰干しにして2〜3週間かけて乾燥させます。そのため、甘味やコクが増します。
また、精製方法はセミウオッシュドで、通常のウオシュドコーヒーとは異なり、果肉の部分を残したまま天日乾燥します。
セミウオッシュドの精製方法によって果肉の甘味を豆に吸収させ、コクと甘味のあるコーヒーを作ることができます。
この精製方法の場合、原料には成熟したチェリーのみが使用されますので品質が安定しているのも特徴です。
 

又、現在ブラジルでの栽培の主流であるムンドノーボ種やカツアイ種といった改良種ではなく在来種のブルボン種100%です。
モジアナ地区は、ブラジルでも有数の高品質コーヒーの産地、農園は、ミナスジェライス州の州境約5キロの地点にあります。山岳地帯にあるため、機械収穫は不可能。すべて手作業で行われている。

農園労働者たちの生活にも配慮し、学校、集会所、サッカー場も完備。47世帯がここで生活をしている。自然環境にもやさしく、パルピングに使用した廃水を浄水し、農園内を流れる小川に戻している。

生産国 : ブラジル連邦共和国
サンパウロ州 セバスチョン ダ グラーマ(モジアナ地区)
SAO PAULO州SAO SEBASTIAO DA GRAMA (MOGIANA)
農園名 : カショエイラ(CACHOEIRA)農園
農園主 : Lindolpho de Carvalho Dias
等級 : No2/3 スクリーン15UP
標高 : 1,100〜1,250m
平均気温 : 19℃
年間降水量 : 1,800mm
栽培品種 : ブルボン種
収穫量 : 約2000袋
乾燥方法 : 陰干し天日乾燥
精選方法 : セミウオシュド
輸入時の形態 : 60kg麻袋入

店長感想:浅炒りと強中炒りでテスト焙煎しました。全体にバランスの取れたコクがありしっかりとした味わい、後味はすっきりしています。浅炒りでは後味に切れの良い酸味があり、強中炒りにすると落ち着いた後味に代わります。以前取り扱っていた「カショエイラ農園」の豆はナチュラルという精製方法でしたが、今回の豆はセミウオッシュドという精製方法です。良質の酸味は後味をすっきりさせます。その酸味もやや強く炒ると弱くなり、コクと甘みが増します。

 

「陰干しブルボン・サントス」 ¥1.120/200g


https://cordoba.jp

 

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