Ethiopia

「エチオピア・ベンチ・マジ ゲイシャG1」

 

地域:エチオピア南西部、ペンチマジ区のジャングル ゲシャ村
農園:ゲシャ・ビレッジ農園
敷地:全体で471ヘクタール、コーヒーの栽培面積は320ヘクタール
標高:1,909m〜2,069m
樹林:700,000本
密度:2,000本/ha
保護区域:全体の27% シェード :シェードツリー(30,000本)と自生森
土壌:原生林、茶赤色ローム質
気温:9-30℃
野生生物:様々な鳥類、イノシシ、シカ、 チーター、バッファロー、
ライオン、サル、ハイエナ、 ハリネズミ、ウサギ、その他地場固有種
品種:ゲイシャ種
精製 ナチュラル

エチオピア ゲイシャ種 ゲシャ・ビレッジ農園 ナチュラル 生豆詳細

正真正銘ゼロからのスタートを切ったゲシャ・ビレッジ農園。
様々な障壁を乗り越えて、6年目の2017年に は1,200袋を超える生産量(生産2年目)となり、世界各地のバリスタ大会などでももその品質を認められています。 類まれな品質を誇る希少品種ゲイシャ種ですが、持続的な生産を続ける農家は多くありません。その理由は、ハイブリッド品種はおろか、伝統品種と比較しても著しく生産量が低いだけでなく、原生種である所以でもあるのですが、チェリーの色づきが様々で、真紅やボルドーだけでなく、ピンクや赤茶など木々によって違いがあり、収穫時のピッカーに高い精度が求められる為でもあります。 また病害虫に対する耐性等も未知数な部分が大きく、リスクが非常に高い品種とも言えます。

それでもゲイシャ種を作り続ける理由は、誇り高きメアニット族が何世紀にもわたり守り続けてきたゲイシャ発祥の地で、彼らと連携・共生し、世界最高峰の品質を生産することで エチオピアの素晴らしさを更に世界に広めたいからです。 そして、それは次の世代の礎となり、コーヒーを通じて私たちができる事と信じ続けているからです。
農園主夫妻(アダム氏とレイチェル夫人)は、現状に満足せず、これからも様々な試行錯誤を行い、更なる品質の向上と共に、地域住民の生活水準の向上を目標に日々細心の注意を払いながら、一つ一つの工程を全力で取り組んでいます。

ゲイシャの特徴なんといっても香りです。花や香水を思わせる優雅で複雑な香味と風味、スイートレモンやグレープフルーツのような柑橘系の酸味、ストロベリーのような甘さとコクが特徴です。飲んだ後も余韻が長く続きます。

 

店主感想

浅炒り

酸味はあるものの果物のようなうまみのある酸味なので僕自身には強い酸味とは感じられません。とても花のような果実のような香りで口当たりが良く、滑らかな舌触りと後味です。酸味はありますが上品で優雅な味わいです。

強中炒り

香りは浅炒りと同じほど高く、味に深みが加わります。火入れによって酸味は弱くなるものですが、この豆は浅炒り時より、それほど酸味が弱くはなりません。香ばしく深いコクが増しますが酸味も楽しめます。飲み込んだ後には、心地よい酸味が長く残るのが印象的です。
 

 

「エチオピア・ベンチ・マジ ゲイシャG1」 ¥3.160/200g


http://cordobacoffee.com

 

inserted by FC2 system