Ethiopia
「エチオピア・シダモ・グジ・ハニープロセス」
生産国:エチオピア連邦民主共和国
地域:シダモ州 グジ地区 シャキッソ村 TadeGG農園
乾燥方法:天日
精製方法:ハニープロセス
品種:古来の原種
標高:2,000m
栽培方法:有機栽培
取得認証:レインフォレストアライアンス (2016年取得)
JAS有機(2010年取得) CAFE Practice(2016年取得)
有機JAS認証団体名 CONTROL UNION CERTIFICATIONS
商社カップ評価
ミルクチョコレートのやさしい口触り、甘さの中に、グリーンアップルやパッションフルーツのフルーツのようなみずみずしさ、また華やかなフレーバーがございます。
エチオピア シダモ州の中でもとくに標高が高く高品質な豆の産地で知られるのがグジ地区シャキッソ村。その中でもとくに高品質のコーヒー豆を栽培しているのが、TadeGG農園になります。
肥沃な火山灰土壌、豊富な雨量に恵まれた環境の下、元農学者でTasfaye氏の指導のもと、厳格に管理され、古来の原種を有機栽培しています。
完熟豆を厳選し、更に雨季を避けた時期に乾燥させ均一性を高める事で高品質な豆となっており、選別作業もしっかり行われ等級も最上級のグレード1となっています。
Honey Process
収穫した同日中にパルピング後(外皮を取り除く作業)、ミューシレージ(コーヒー豆の表面の果肉のヌルヌルした部分)を除去せずそのまま乾燥工程へ。パーチメント同士がくっつかないように、重ねず薄くのばした上で、3週間程度乾燥。
ハニープロセスは、このミューシレージを残す割合を、ケースバイケースで変更する精製方法。
コスタリカで開発された精製方法。地震などの影響で水不足に陥ったコスタリカで発展して来た精製方法で、最近では、グァテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、メキシコ、それにブラジルでも、ハニープロセスによる生産処理プロセスを採用する農場・農園があるようです。
店長の感想
浅炒り 豆はころっとしたふくらみのある形となり、火入れ時ははぜが力強く、皮のはがれが良い。甘いキャラメルの香りと花の香り、モカ特有の柔らかさに加えトローンとしたまろやかな味わいがありしっかりとした酸味があります。
強中炒り きめ細かな上質の苦味、全体から柔らかなコクが生まれます。ナチュラルモカは特有の後味の柔らかさがありますが、その後味の前にくる柔らかな味わいが印象的です。全体的な柔らかな味わいからか酸味が強くなったように感じます。
「エチオピア・シダモ・グジ・ハニープロセス」 ¥1.780/200g