招興酒(ショウコウシュ)

 


平成18年

1/21:今飲んでいる24L壷は陳年8年物。今回が初めてです。薫り高く、深い味わいです。正月に日本酒の古酒25年ものを飲ませてもらいました。何処となく招興酒に似ていました。フルーティーな女性的な酒も宜しいが、熟成された味わいは格別です。昨年より新しく覚えた酒に、電気ブラン(デンキブラン)があります。こちらもおすすめで、招興酒と共に飲むと気持ちはリラックス間違いなし。


 

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「記念写真を撮った。」

1:はじめて購入した時の写真です。緊張の瞬間、少しワクワクしました。固められた石膏を砕くのに20分。

2:カメ一つ空けてしまいました。続いて届けられたカメと記念写真(9/19)。

3:左側が最初に買った瓶のもので、終わり頃なので濁っています。右側が新しい瓶の物で透明感があります。飲み分けてみると〜香り・味としては、瓶の終わり頃はアルコールが少し飛んでまろやかになりました。新しい瓶は少しツンっ!って感じで、最初はこんな感じだったんだろうか!? 新鮮な感じがしました。 私の個人的な好みでは、瓶の半分ぐらいでの香り、深みのある味わいが好きです。

今までは、今でもそうですが日本酒が好きです。新潟の地酒やさんから送ってもらっています。それがこの頃なかなか減らない。

  この頃中国のお酒、老酒「招興酒」が好きでたまりません。今まではオークションで物色しては、いろいろなものを買い求めて飲んでいました。しかし、オークションでは酒の代金とは別に、送料が発生してしまいます。酒そのものは販売価格の半値を目安にしているんですが。そしてついに、酒屋さんから中国直輸入のカメ入りの物を買ってみました。陳年5年の24Lなるもの「古越龍山加販酒」です。

竹で編んだものをはさみで切り取り、石膏で固めた蓋をかなづちで割ると言う、御めでたい初体験でした。これから毎晩、瓶の中からひしゃくで酒をすくい、飲むというスタイルです。

陶器に入っているものは、比較的高級品ですね。陳年5年、8年、10年、などいろいろあります。今まで飲んだ酒の空きもの。なんとな〜くいいでしょう!まだ空け無いで取っておいてある物もあり、何か特別な時にでも飲もうと、私の楽しみです。

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招興酒の分類から

元紅酒(げんこうしゅ)  
もっとも歴史の古い伝統的な製造法によるものであり、紹興酒造りの基本。殆どが中国国内で消費される。 
 アルコール分15〜16% 糖分0.5%以下
加飯酒(かはんしゅ)  
元紅酒に次ぐ歴史を持つ伝統的な製造法によるもの。元紅酒より1割以上もち米を多く使用しており(加飯とはこの意)、その分コクと香に富む高級品。食中酒として最適であり、最も輸出量の多い紹興酒である。一般的に紹興酒と呼ばれるのが加飯酒である。
 アルコール分17〜18% 糖分2%
善醸酒(ぜんじょうしゅ)  
今世紀初頭に開発された甘口の紹興酒。1〜3年貯蔵した元紅酒を仕込水に一部使用する。
 アルコール分15% 糖分8%
香雪酒(こうせつしゅ)  
仕込水の代わりに紹興酒の酒粕より取った焼酎を使用する。かつては、紹興酒の甘さ調整に使われた。日本のみりんの製造に似ている。
 アルコール分18〜20% 糖分20%

※.花彫酒

日本で飲まれている紹興酒のビンのラベルに、「花彫」等と表記されている物が多くありますが、本来ならば「古代人物、動物、花鳥、風景等を彫刻し綺麗に色付けされた壺に入った加飯酒」の事を「花彫酒」と言うそうです。

そして、ビンに「綺麗に印刷されたラベル」を張ることによって、それらも「花彫酒」と言うように、いつしかなってしまったという事もあるようです。


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